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「外壁塗装はまだするな」があてはまるケース
「外壁塗装はまだするな」と言われるのは、耐用年数が残っている、劣化が軽微であるといった状態なら、今すぐ塗装する必要はないという意味です。塗装を見送っても問題になりにくい5つのケースを紹介します。
耐用年数に達していない場合
外壁塗装は「10年に一度」が目安と言われますが、実際の塗り替え時期は、使われている塗料によって異なります。経過年数だけで判断せず、新築時や前回工事の見積書・保証書を確認し、使用された塗料の種類を把握しておきましょう。 また、耐用年数は紫外線や風雨の強さといった立地環境や、塗料のグレードによっても異なります。この点も踏まえておきましょう。 塗料 耐用年数の目安 アクリル塗料 約5~8年 ウレタン塗料 約7~10年 シリコン塗料 約8~15年 フッ素塗料 約15~20年 無機塗料 約15~30年 外壁塗装の耐用年数は?劣化サインと物理/法定の期間・減価償却の注意点
季節が施工に適していない場合
塗料が乾いて性能を発揮するには、気温5℃以上、湿度85%以下が目安です。条件から外れて塗ると、乾燥不良による不具合につながるおそれがあります。 気候が安定する3~5月の春と、9~11月の秋が適した時期とされ、梅雨や真冬は工事が中断したり、乾燥に時間がかかったりしやすくなります。外壁に急ぎの劣化がなければ、適した時期まで待つのもひとつの方法です。 ただし、春や秋以外でも、気温や湿度などの施工条件を満たしていれば塗装できる場合があります。天候によって工期が延びる可能性もあるため、施工業者に工程の管理方法を確認しましょう。
劣化症状が軽微でとどまっている場合
外壁の防水機能が保たれているなら、今すぐ全面塗装をしなくてよいケースがあります。目安は次のとおりです。 • 外壁に光沢が残り、水をはじいている • 色あせや軽い汚れはあるが、手で触っても白い粉がつかない • ひび割れが、幅0.3mm・深さ4mm未満の細いヘアクラックにとどまっている こうした症状が見られても、すぐに全面塗装が必要とは限りません。ただし、劣化の進み具合は外壁材や施工環境によって異なるため、専門業者に状態を確認してもらい、次回の点検時期を決めましょう。
少し待てば補助金や火災保険を活用できる場合
自治体によっては補助金制度があり、外壁塗装が対象に含まれるケースがあります。制度は4月から翌年3月までの年度ごとに予算と募集枠が決まるため、募集が終わっていても、翌年度の4月以降に再開される場合があります。 補助金制度の多くは契約前や着工前の申請が必須です。予算に達した時点で受付が終了することも多くあります。制度の内容は自治体ごとに異なるうえ、年度によって変更されることもあるため、最新情報は建物の所在地を管轄する市区町村の窓口やホームページで確認してください。 火災保険で補償されるのは、台風や強風、ひょう、大雪などの自然災害による破損の補修です。自然災害で外壁が破損したときは、工事の前に保険会社や代理店に連絡し、申請の手順を確認しましょう。 経年劣化は補償の対象外のため、待っていても、経年劣化による外壁塗装に火災保険を利用することはできません。「火災保険で自己負担なしに修理できる」とうたう勧誘には、国民生活センターが注意を呼びかけています。
悪徳業者であることが疑われる場合
「今すぐ塗らないと危険です」「今日契約すれば大幅に値引きします」など、危機感をあおって即決を迫る営業には注意が必要です。外壁塗装は、急いで決めなければならない工事ではありません。相場と比べて極端に安い金額を提示したり、工事内容や使用する塗料について十分な説明をしなかったりする業者にも注意しましょう。 こうした場合は、その場で契約せず、複数の業者から見積もりをとって比較することが大切です。 一方で、工事を先延ばしにさせる業者にも注意が必要です。今の段階で塗装すれば対応できる状態にもかかわらず、工事を見送るよう勧め、劣化が進んだ後に張り替えなどの高額な工事を提案するケースです。工事を見送ってもよいかどうかは、劣化の写真など根拠を示してもらって判断しましょう。 訪問販売で契約した場合は、法定の書面を受け取った日から8日以内ならクーリング・オフができる場合があります。トラブルになったときは、消費者ホットライン「188」も利用してみましょう。電話をすると、最寄りの市町村や都道府県の消費生活センターなどを案内してくれます。
こんな症状には要注意!外壁の状態チェックポイント
ここまでは、塗装を急がなくてよいケースを見てきました。一方で、外壁に次のような症状が出ているなら、塗り替えを検討する段階に入っています。
塗膜の色あせ・ツヤ引け
色あせとツヤ引けは劣化の初期段階です。塗膜の劣化は、色あせ・ツヤ引け、チョーキングが現れ、やがてひび割れや剥がれへと進行します。 色あせとツヤ引けは、紫外線によって塗料の樹脂が傷み、光沢がなくなって色が薄く見える状態です。ツヤが全体的になくなってきたら、塗膜の劣化が進んでいるサインといえます。見積もりや塗料の下調べなど、塗り替えの準備を始める時期に入っています。
チョーキング現象
チョーキングとは、外壁を手で触ると、チョークのような白い粉がつく現象です。樹脂が劣化し、塗料に含まれる顔料が表面に出てくることで起こり、塗膜の防水性が落ち始めたサインといえます。 放置すると、外壁材が雨水の影響を受けやすくなります。外壁の目立たない部分を手で軽く触り、白い粉が付着するか確認しましょう。粉がつくなら塗り替えの時期が近づいており、手のひらがはっきり白くなるほどなら、早めに専門家へ相談してください。
塗膜の剥がれ・膨れ
塗膜が部分的にめくれたり、水膨れのように膨らんだりする症状です。外壁材と塗膜の密着不良や、内部の湿気などが原因で発生することがあります。塗膜が保護の役割を果たせず、外壁材に雨水が直接触れるため、傷みが進みやすい状態です。 見た目以上に内部の劣化が進んでいることがあります。塗装だけで済むのか、下地の補修が必要なのかも含めて、早めに点検を受けましょう。
塗装面や壁材のひび割れ
ひび割れで注意したいのは、幅0.3mm以上、深さ4mm以上のものです。一般に構造クラックと呼ばれ、外壁材そのものに割れが及んでいる可能性があります。幅が広い、段差がある、長く連続している、斜めや横に伸びているといった特徴があれば、緊急性の高い状態です。 こうしたひび割れは雨水が内部に入りやすく、塗装だけでは直らないことがあります。ひびを溝状に広げて補修材を詰めるVカットなどの下地補修が必要になる場合もあるため、状態は専門家に診断してもらいましょう。
シーリング(コーキング)のひび割れ・肉やせ
シーリングは、サイディング外壁の継ぎ目やサッシまわりを埋めて、雨水の浸入を防ぐゴム状の部材です。コーキングとも呼ばれます。外壁材よりも劣化が早いとされ、ひび割れ、硬化、剥離のほか、やせて細くなる肉やせといった症状が現れます。 目地に隙間ができると、雨水が入り込みやすくなります。ひびが深く、内側の防水シートが露出している場合は、早急な対応が必要です。 外壁塗装でもシーリング工事でも足場が必要なため、別々に行うと足場代が二重にかかってしまいます。塗装とあわせて、古いシーリングを取り除いて新しく充填する打ち替えを行うほうが、費用を抑えやすいでしょう。
コケや藻の発生
コケや藻は単なる汚れではなく、塗膜の防水性が落ち、外壁が常に湿った状態になっているサインでもあります。高圧洗浄で一時的にきれいになっても、塗膜の機能が落ちたままでは再発しやすくなります。広範囲に及ぶなら、防カビ・防藻性のある塗料での塗り替えも含めて検討しましょう。
必要な外壁塗装のメンテナンスをしないリスク
長く放置すると、塗装では対応できないほど建物が傷むことがあります。建物の美観を保つだけでなく、外壁を保護する役割もあります。劣化の状況に応じて適切な時期にメンテナンスを行いましょう。
建物のさまざまなトラブル
外壁の塗膜が劣化すると、雨水が入り込みやすくなり、次のようなトラブルにつながるおそれがあります。
雨漏り
雨漏りは、屋根だけで起こるものではありません。外壁のひび割れやシーリングの切れ目からも、雨水は入り込みます。 住宅の防水は、外壁表面の「一次防水」と、内側の防水シートなどの「二次防水」の二段構えです。塗膜の剥がれなどにより、雨水が一次防水を突破して二次防水にまで達すると、柱などの構造材が腐食するおそれがあります。壁の内部で劣化が進むため、発見が遅れやすい点にも注意が必要です。
内部結露
雨水の浸入などで壁の内部に湿気がこもると、内部結露が起こりやすくなります。断熱材が湿って性能が落ちるほか、柱や土台が湿り、木材を腐らせる菌が増える原因にもなります。
シロアリ被害
シロアリは、湿った木材を好む害虫です。雨水の浸入や内部結露で壁の中が湿ると、発生しやすい環境になります。柱や土台などの骨組みがシロアリによる食害を受けると、建物の耐久性や耐震性に影響するおそれがあります。
高額な修理費用がかかる可能性
塗装で対応できるのは、傷みが外壁の表面にとどまっているうちです。劣化が外壁材や下地まで進むと、既存の外壁の上に新しい外壁を重ねるカバー工法や、外壁材を取り替える張り替えが必要になる場合があります。 使用する塗料によっても異なりますが、30坪前後の戸建ての場合、塗装費用の目安は約80万~120万円です。これに対し、カバー工法は約150万~200万円、張り替えは約200万~400万円が目安で、張り替えでは塗装の2倍以上の費用になる場合もあります。雨漏りが発生するほど劣化が進むと、下地や内部の修繕も加わり、さらに費用が膨らみます。 アイテックでは無料の建物診断を実施しており、外壁の劣化状況を詳しく調査したうえで、適切な補修方法や費用の見積もりをご提示します。
建物の資産価値が下がるおそれも
売却や査定のとき、外壁塗装を含む定期的な手入れの履歴が残っている住宅は、管理状態がよいと評価されやすく、価格の下落を抑えられるケースもあります。一方、インスペクションと呼ばれる建物状況調査で、ひび割れやシーリングの劣化、塗膜の剥がれが指摘されると、買い手から修繕費を見込んだ価格交渉を受けやすくなります。 将来の売却や相続を考えている場合は、外壁の劣化状況に応じてメンテナンスを行い、工事内容や施工時期を記録しておくことで、住宅の維持管理状況を説明する際に役立ちます。
外壁塗装業者を選ぶ際に押さえておくべきこと
塗装の時期が見えてきたら、次に大切なのは依頼先の選び方です。
許認可の有無を確認する
外壁塗装の工事に、特別な資格は必要ありません。請負金額が消費税込みで500万円未満であれば、建設業許可がなくても施工できます。 ただし、建設業許可を取得している会社は、経営業務を適正に管理できる体制があること、専任技術者を配置していること、500万円以上の財産的基礎があることなどの要件を満たしています。 建設業許可は会社の信頼性を測る目安のひとつです。ただし、外壁塗装業者を選ぶ際には、許可の有無だけではなく、実績や工事内容などとあわせて検討することが大切です。 アイテックは、神奈川県知事許可を取得しているほか、1級塗装技能士や2級建築施工管理技士、外壁診断士、JSHI公認ホームインスペクター(住宅診断士)などの資格を有するスタッフが在籍しています。 専門的な知識と技術を生かし、外壁の塗り替えを検討している方にも安心して任せてもらえる体制を整えています。外壁の状態や必要な工事についてお悩みの方は、アイテックへご相談ください。 出典:国土交通省「建設業の許可とは」
施工実績と口コミを確認する
業者を選ぶ際は、施工実績と口コミの両方を確認し、実際の工事内容や対応を見極めることが大切です。公式サイトに住宅の種類、工事内容、使用した塗料、費用の目安などを掲載している業者なら、依頼したい工事に近い事例を探しやすくなります。 口コミは、評価の点数だけではなく、具体的な内容にも目を向けましょう。説明のわかりやすさや工事中の対応に触れた口コミは、業者の姿勢を知る手がかりになります。ただし、極端に評価の高い口コミばかりの場合や、内容に具体性がない場合は、施工事例や見積もりの内容とあわせて判断することが大切です。
現地調査の丁寧さをチェックする
見積もりの前に行う現地調査は、工事内容や費用を左右する大切な工程です。一般的な戸建てでは、現地調査に30分~1時間ほどかかるとされます。ただし、建物の大きさや形状、劣化の状態によって必要な時間は異なるため、時間だけで調査の丁寧さを判断するのは難しいでしょう。 現地調査の丁寧さは、以下の点を確認すると見極めやすくなります。 • 外壁だけではなく、屋根、シーリング、付帯部まで見ているか • 写真を撮り、劣化の状態を見せながら説明してくれるか • 必要な工事の内容と範囲を、根拠を示して説明してくれるか こうした点を確認し、納得できる業者を選びましょう。
保証やアフターサービスの内容をチェックする
工事後に不具合が生じた場合の対応範囲は、保証内容によって異なります。保証書が発行されるか、保証の対象範囲と期間が明記されているかを確認しましょう。保証期間は1~10年程度が目安です。さらに、定期点検の有無や、事業者が倒産しても補修費用が支払われるリフォーム瑕疵保険への加入も確認事項です。 保証には、適用されないケースもあります。たとえば、施工の不具合は対象でも、経年による色あせは対象外となる場合があります。契約前に、対象外の条件も確認しておきましょう。 アイテックでは、施工後5~10年の独自保証書を発行しています。電話一本で駆けつけるアフターサービスもあり、万が一の際にも安心です。
複数の業者から見積もりをとる
1社だけの見積もりでは、金額や提案内容が適正かどうか判断できません。2~3社から見積もりをとって比較しましょう。見積書は、合計金額だけではなく内訳を確認します。 • 「外壁塗装一式」ではなく、塗装面積が㎡単位で書かれているか • 塗料の商品名とメーカー名が書かれているか • 下塗り、中塗り、上塗りの塗り回数が明記されているか • 足場代、高圧洗浄、下地処理が項目別に分かれているか 項目が細かく書かれた見積書ほど、他社との比較がしやすく、工事内容も把握しやすくなります。不明点を質問したときの答え方も、業者を見極める材料です。 記事タイトル
まとめ
「外壁塗装はまだするな」という言葉は、外壁に目立った劣化がない段階で、焦って塗装する必要はないという意味です。ただし、塗装を先延ばしにしてよいということではありません。外壁の耐用年数だけで判断せず、ひび割れや塗膜の剥がれ、チョーキングなどの劣化状況を確認し、適切な時期にメンテナンスを行うことが大切です。 「これって劣化?」と気になるときは、放置せずに専門家の点検を受けましょう。建物の状態を把握しておけば、必要な工事やメンテナンスの時期を判断しやすくなります。 綾瀬市・海老名市で外壁塗装を検討している方は、各塗料メーカー(日本ペイント、エスケー化研、関西ペイントなど)の認定施工店であるアイテックに、ぜひご相談ください。無料の建物診断で、大切なお住まいの状態をプロの目で詳しくお調べいたします。 大切なお住まいを長く維持するためにも、外壁の状態を定期的に確認し、必要なタイミングでメンテナンスを行いましょう。 アイテックでは、外壁塗装・屋根塗装に関する相談を受け付けております。お困りの際にはぜひお問い合わせください。
点検(診断)・御見積は、無料ですので
大切なお家を守るために、早めの点検をお勧めいたします!!
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