外壁リフォームの費用相場は?塗料の種類や費用を抑える方法を解説

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外壁リフォームの費用相場は、どの方法を選ぶかによって大きく異なります。複数社で見積もりを取り、チラシなどの割引を利用すると費用を抑えられます。外壁のリフォーム費用相場をリフォーム方法ごとに詳しく解説します。

外壁は住宅を雨風や紫外線から守る大切な部分です。しかし、経年劣化は避けられず、定期的なメンテナンスが欠かせません。適切なリフォーム方法や塗料を選ぶことで、住宅の寿命を延ばせます。

この記事では、代表的なリフォーム方法である「塗り替え」「カバー工法」「張り替え」の特徴と費用相場を解説します。使用される塗料の種類や、リフォーム費用を抑えるための具体的な方法もあわせて紹介します。外壁のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

外壁のリフォーム費用はどのくらい?

外壁のリフォームには、3種類の方法があります。

● 塗り替え
● カバー工法
● 張り替え

外壁の状態や予算、求める耐久性などによって、適した工法が異なります。3つのリフォーム方法の特徴と費用相場を把握しておきましょう。

塗り替え

塗り替えは、既存の外壁材の上に新しい塗料を塗るリフォーム方法です。外壁材に大きな損傷がなく、色あせや汚れ、細かなひび割れといった劣化が見られる場合に適しています。比較的費用を抑えられ、工期も短いです。

費用相場は、使用する塗料の種類や建物の大きさなどによって変動します。120㎡程度の戸建て住宅の場合、足場代を含めて約60万円〜100万円が相場です。

ウレタン塗料やシリコン塗料がよく用いられる塗料で、より高機能なフッ素塗料や無機塗料を選ぶと費用は高くなる傾向にあります。定期的な塗り替えをすると外壁の保護機能を維持できるため、住宅の寿命を延ばせます。

カバー工法

カバー工法は、既存の外壁の上に新しい外壁材を重ねて張るリフォーム方法です。既存の外壁の劣化が進んでいるものの、下地はまだしっかりしている場合などに適しています。

費用相場は、使用する外壁材の種類や建物の形によって異なります。120㎡程度の戸建て住宅の場合は約120万円〜300万円が相場で、劣化状況によっても異なります。

現在の外壁材の撤去費用がかからず、産業廃棄物も少ないです。張り替えに比べて費用を抑えられる傾向があります。外壁が二重になると、断熱性や遮音性の向上も期待できます。

張り替え

張り替えは、既存の外壁材をすべて撤去し、新しい外壁材に交換するリフォーム方法です。外壁材だけでなく、外壁材の下の防水シートや下地材のメンテナンスも同時に行えます。雨漏りなどの根本的な問題を解決したい場合や、外壁の劣化が著しい場合に適しているリフォーム方法です。

費用相場は、選択する外壁材の種類や撤去費用、下地補修の範囲などにより大きく変わります。120㎡程度の戸建て住宅の場合、約200万円〜500万円が相場です。

費用は高めになりますが、建物の耐久性を大幅に向上させ、新築同様の美しい外観を取り戻せます。

外壁のリフォームで使用する塗料の種類

外壁リフォームで「塗り替え」をする場合、塗料選びは重要です。塗料にはさまざまな種類があり、耐久性や機能性、価格帯が異なります。ここでは、外壁塗装で主に使用される代表的な5つの塗料を詳しく解説します。

アクリル塗料

アクリル塗料は、アクリル樹脂を主成分とする塗料です。価格が比較的安価 で、発色がよく、色のバリエーションが豊富です。重ね塗りがしやすいという特徴もあります。耐久年数は5年〜7年程度と短 く、紫外線や雨風の影響を受けやすいためこまめな塗り替えが必要になります。

頻繁に外壁の色を変えたい場合や、一時的な補修を目的とする場合の選択肢となります。長期的な保護を考慮する場合はほかの塗料を検討する方がよいでしょう。

ウレタン塗料

ウレタン塗料はウレタン系樹脂を主成分とする塗料で、密着性に優れており細かい部分の塗装に適しています。塗膜が柔らかいためひび割れしにくく、価格も比較的安価 です。

耐久年数は8年〜10年程度 でアクリル塗料よりは長いですが、シリコン塗料やフッ素塗料に比べると短めです。紫外線によって変色しやすいというデメリットもあります。予算を抑えつつ、ある程度の耐久性を求める場合に選ばれます。

シリコン塗料

シリコン塗料は、シリコン系樹脂を主成分とする塗料です。現在の外壁塗装で最も主流な塗料です。

耐久性と価格のバランスに優れており、耐用年数は10年〜15年程度 と比較的長持ちします。汚れが付着しにくく、カビや藻の発生を抑える効果も期待できます。透湿性も高いため、結露を防ぎやすいです。

比較的手頃な価格 であるため、初期費用を抑えつつ、長期的なメンテナンス費用を抑えられます。豊富なカラーバリエーションがあり、多くの住宅で使用されています。

フッ素塗料

フッ素塗料は、フッ素系樹脂を主成分とする塗料です。高い耐久性があります。

耐用年数は15年〜20年程度 と長く、紫外線や雨風にも強いため、長期間にわたって美しい外観を維持可能です。汚れが付着しにくく、セルフクリーニング効果を持つものもあります。

ただし、ほかの塗料に比べて価格が高い です。初期費用はかかりますが、塗り替え回数を減らせます。メンテナンスの手間やトータルコストを考慮すると、長期的に見て経済的な選択となるでしょう。

特殊塗料

特殊塗料は、特定の機能に特化した塗料です。たとえば、下記のものがあります。

● 遮熱塗料:太陽光を反射して室内の温度上昇を抑える
● 断熱塗料:外壁の表面温度を下げることで断熱効果を高める

特殊塗料は、特定の課題を解決する場合や付加価値を付けたい場合に有効です。しかし、一般的な塗料に比べて価格が高くなる傾向があります 。住宅の状況や希望する機能に応じて、専門業者と相談しながら検討しましょう。

こちらの記事では、外壁塗装に使う塗料について解説しています。
塗料の種類の特徴や選び方も取り上げているため、

ぜひあわせて外壁塗装に使う塗料9種類の特徴比較!プロが教える後悔しない選び方をご覧ください。

外壁リフォーム費用を抑える方法

外壁リフォームは、住宅の維持に不可欠なメンテナンスですが、安い買い物ではありません。できる限り費用は抑えたいところです。ここでは、外壁リフォームの費用を抑えるための方法を3つ紹介します。

複数社で見積もりを取る

外壁リフォームを検討する際には、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。1社だけの見積もりでは金額が適正なのか判断できないため、複数の業者に見積もりを依頼することでおおよその費用相場を把握できます。

各社の提案内容や使用する塗料、工事の範囲などを比較すると、より自分の希望に合った業者を見つけやすくなります。見積書の内容で不明な点があれば、遠慮なく質問し、納得のいくまで説明を求めましょう。

自治体の補助金・助成金やチラシなどのキャンペーン割引を利用する

お住いの地域によって行っている補助金や助成金を活用したりリフォーム業者によっては、期間限定のキャンペーンや特定の条件で割引制度を実施している場合があります。新聞の折り込みチラシや業者のWebサイトなどをこまめにチェックしましょう。

ただし、割引額の大きさだけで業者を決めるのはおすすめできません。工事内容や使用する材料の品質が納得のいくものであるか、確認することが重要です。

不要な費用が計上されていないか確認する

見積書を受け取ったら、不要な費用が計上されていないかを確認しましょう。とくに「諸経費」や「一式」といった曖昧な項目は、具体的な内訳の確認が大切です。

契約を急かす業者や、大幅な値引きを提示してくる業者には注意しましょう。信頼できる業者ならば、見積もり内容を丁寧に説明してくれます。疑問点は遠慮なく質問し、納得したうえで契約しましょう。

アイテックでは、住宅の外壁・屋根の塗装を行っています。
住宅診断による安心価格とアフターフォローに対応しています。
お困りの際にはぜひお問い合わせください。

まとめ

外壁のリフォーム方法には3つの種類があり、費用相場や特徴が異なります。外壁リフォームの費用を抑えるには、複数の業者から見積もりをしましょう。キャンペーンや割引を利用し、見積もりに不要な費用が含まれていないかの確認も大切です。

アイテックでは、神奈川県を中心に外壁・屋根の塗装、リフォームを行っています。地域密着型のきめ細かい対応で、お客さま一人ひとりに適したリフォームプランを提案いたします。

日本住宅保証検査機構(JIO)制度導入優良施工店として、アフターサービスを含む長期のメンテナンスサポートもお任せいただけます。無料でお見積もりも承っておりますので、外壁のリフォームをお考えの方はぜひアイテックにお気軽にご相談ください。

 

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